登山を始めたら、だんだんと欲しくなってくるのは登山靴ですね!
私、登山初心者の女性なんですが……私が扱える登山靴ってあるのでしょうか?
世の中には女性の登山家さんが多くおられます。初心者向けの入門モデルはもちろん、登山靴のレディース商品・男女兼用のユニセックス商品も豊富なんだよ!
記念ともなる初めての1足なら、なおさら後から後悔したくないですよね。
この記事では、最初に知っておきたい選び方を解説。登山靴のレディース向けラインナップの中から「初心者」さんにおすすめの商品を紹介していきます!
ぜひ最後までお読み下さいね。
登山靴の「レディース・初心者向け商品」はフィット感とシーンで選ぶ!

お店に、おしゃれでステキなデザインの登山靴があった!
安いしこれ買っちゃおうかな♪
ちょっと待って! 購入前に「自分に合っているのかどうか」をチェックしていこう!選び方のコツを解説するね!
「登山初心者さん」に知っておいて頂きたい選ぶ方法は、下記の2つのポイントです。
登山靴を選ぶ2つのポイント
自分の足に合った「適切なフィット感」の登山靴を選ぶ
・足の形は人ぞれぞれで異なる。
・サイズだけでなく、「ワイズ(足幅・足囲)」も確認が必要。
・フィット感の悪い登山靴は、登山中のトラブル原因になる。
計画している登山のシーンに合った
「形状・素材・ソールの硬さ」の登山靴を選ぶ
・登山シーンは「低山」「日帰り」「縦走」など、登山計画にも種類がある。
・登山靴の形状は3種類あり、登山シーンによって適切な形状が違う。
・素材には様々な種類があり、機能・重量・硬さ/柔らかさが変わってくる。
・形状・素材・ソールの堅さも履き心地に関わってくる。
ポイント①:大切なのは「フィット感」【購入前に試着しましょう】
フィット感は、登山靴の「サイズ(足底の長さ)」「ワイズ(足幅・足囲)」で変わってきます。同じサイズ表記でも、シューズメーカーや靴内部の素材によってフィット感が違うことも……。
購入前に実際に試し履きが理想です。
- 理想の登山靴サイズ
- ・通常の靴よりも0.5~1cm大きめのもの(トレッキング靴下の厚み分)
・つま先の空間に少し余裕ができるもの(歩行時につま先が当たらないように)
- ワイズ・甲の高さも計ろう
- ・自分の足の形に合ったデザインを選ぶ
フィッティングする時は、靴に足を入れたら「かかと」を床にトントンと当てて、しっかり履こう!
試着する時は、お店で何て声を掛けたらいいんでしょう…?
「登山靴を買うのが、初めてなんです。フィッティングしても大丈夫ですか?」と伝えれば、いろいろ聞きやすいと思うよ!
サイズ
つま先に少し余裕ができるくらいのサイズを探しましょう。
靴下の厚みでもフィット感が違ってくるので、着用予定の靴下と合わせて試しておくと失敗しにくいです!
街歩きに使ってる普段の靴と、同じサイズじゃダメなんですか?
同じサイズだと……靴下の厚みで履けなかったり、足を痛めてしまうことがあるんだ。
「サイズがちょっとキツめだけど、ギリギリ入るから大丈夫!」と無理して買おうとしていませんか?
トレッキング用の靴下を履くと足回りの大きさはかさみます。「靴下を履き替えたら、入らなくなった!」は困りますよね。靴下分の厚みも考えておくべきです。
また、つま先に余裕のない登山靴も要注意。
普通に歩く時や上りが大丈夫だったとしても、下山時につま先に負担がかかってしまう恐れがあるのです。最悪【足を痛めて、自力で下山できなくなってしまう】かもしれません。
なるほど…。試し履きの時点でつま先が当たってしまうような、キツいフィット感のものは論外なんですね。
ワイズ・甲の高さ
サイズ(長さ)が大丈夫でも、実際に靴を履いたら入りにくい・履き心地が悪い……といった経験は無いでしょうか?
人間の足は「ワイズ(足幅・足囲)」といった部分にも、個人によって違いがあります。足囲は足裏~甲(足の骨の盛り上がっているところ)の高いところをぐるっと一周測った長さのこと。
デザインが自分の足の形に合っていないと、フィット感も悪くなってしまうよ。自分の足の形に合わせて選ぼう!
気に入ったデザインの登山靴があったんだけど、甲のところがキツくて入らなかった……(泣)
ポイント②:シーンに合わせる【どんな山に登るのか?】
時には悪路・悪天候もあるのが登山……。
「どんな山に登るのか」によっても、適した登山靴は違います。「形状」と「素材」に注目してみて下さい。
- 形状
- ・低山から始めたい初心者には「ミドルカット」がおすすめ
・「ローカット」は初心者の登山には向かない(ハイキングくらいの用途向き)
- 素材
- ・長く使う/手入れが苦にならないなら、革製品も良いでしょう
・軽さ/通気性/低価格を重視したいなら、ナイロン等の化学繊維も◎
・ハイキング~軽い登山くらいなら、少し柔らかめのソールがおすすめ
・防水性能を意識した登山靴には「ゴアテックス」が使われていることも多い
形状
登山靴の形は、
- ハイカット
- ミドルカット(ミッドカット)
- ローカット(ロウカット)
の3種類のカットにざっくりと分けられます。

違いは主に【足首部分の形】です。長靴のように足首周りが長くなっているのが「ハイ」、スニーカーのように足首がむき出しになる形が「ロー」。ほぼハイカットに近い中間の形が「ミドル」と覚えておきましょう!
足首まであるのと、無いのとでは、どう違うんですか?
足首をしっかり固定できるハイ/ミドルの方が、山歩きの安全性が高いし、山道でも疲れにくいんだ。その代わり、街歩きにはちょっと不向きだよ。
ローカットは足首が自由で履き易いですが、道の状態や歩き方によっては【足首を痛めてしまう可能性】もあるので注意が必要です。不安ならばミドルカットにした方が無難ですね。
ハイカットは本格的な登山向き
ゴツゴツとした岩場やアップダウンの激しい登山、長距離の縦走を計画している場合は、ハイカットの登山靴が適確です。
安全性が高く、長い登山でも疲れにくい形状。
ミドルカットは軽い登山~ハイキング向き
低山・日帰り登山を計画しているなら、ミドルカットの登山靴が便利でしょう。「まずは軽い山登りからはじめていこう」と考えている初心者さんにおすすめの形状です。
ハイカットに比べると足首を動かし易く、かつ、ローカットには無い足首の固定ができるのが利点。
目安としては、「富士山(冬季を除く)」くらいまでの登山に向いています。
ローカットはハイキング~アウトドア向き
ローカットでの登山は、登山初心者さんにはあまりおすすめできません。足首が剥き出しのため、歩き方や地面の状態によっては足を痛めるリスクがあるのです。
Webサイトなどを見ていると「日帰りくらいの低山・舗装された道を歩くハイキングなら、ローカットでもいける」……という声もあります。が、これは歩き方をしっかりマスターした熟練者に限ったハナシというわけですね。
初心者の登山には不向きですが、スニーカーに似た形状なので、街歩きにも活用しやすいのがメリットです。
ローカットは、本格的な登山には向かないんだね……。
素材
登山靴は、素材もバリエーション豊か。
素材の違いは、
- 固さ/柔らかさ
- 重量
- 防水性能
- 通気性
- 耐久性
などに現れてきます。
【素材の例:革】
革製品は防水性能や耐久性に優れ、長く使うほど馴染んでくると言われています。反面、手入れが欠かせない・重い・高価といったデメリットも。
【素材の例:化学繊維】
ナイロンなどの化学繊維は、軽さ・通気性・低価格といったメリットを持っています。革製品よりも手入れが楽な傾向。
化学繊維のデメリットは、おおむね耐久性が低めであることです。
【素材の例:ゴアテックス】
防水性能・透湿性を併せ持つ「ゴアテックス」は、雨天や濡れた山道を歩くこともある登山でも重宝されています。
防水素材「ゴアテックス」
ゴアテックス(GORE-TEX、GTX)は「防水」「透湿」「耐久」「防風」などに優れた素材で、登山靴の内側に使用されていることも。
商品名に「GTX」と記載されていれば、防水性をウリにしているとも言えますね。
【ソール(靴底)の素材】
ハイキング~軽い登山では、歩きやすさを重視して【適度に曲がるくらい】の柔らかめのソールがおすすめ。一般的なスニーカーほどの柔らかさのものは、舗装された道を歩く用途に向いています。
本格的な登山を考えている場合は、小さな足場でも足を支えやすい堅めのソールを選びましょう。
「ソールの交換(張り替え)」が可能な商品もあるよ。登山計画に合わせて、適切なソールを用意したいね!
迷ったら、「ミドルカットのゴアテックス素材」が無難!
形や素材がいろいろあることは、わかりました! でも、ますます悩んで決められないんですけど…!!
登山経験者に相談しながら「最初の1足」を決めるのが一番だけど……。無難なのは「ミドルカット」の「ゴアテックス素材を使っているもの」かな。
適度に足首のサポートができるミドルカット。そして万一の悪天候・悪路に備えて、防水性能を持つゴアテックス素材のものを選べば、失敗は少ないでしょう。
サイズ・足の形に合っているか、フィット感をしっかりチェックしておくのをお忘れなく!
▼こうしたトラブルは、登山靴の選び方で未然に防いでいきましょう。
- サイズや足の形が合っておらず、登山中に足が痛くなってしまった
→事前にフィット感のチェック! - 通気性の良い靴で晴れている間は良かったが、雨が降ると靴の中に水が入ってきた
→雨天や悪路が予想される場合は、防水性能もチェック! - 登山中に足首を捻挫してしまった
→山道では足首のサポート性能・ソールの硬さも重要! 登る山に合わせて買おう。
▼おすすめ記事|男女で山登りデート、恋を盛り上げる秘訣は!?よければ読んでみて下さいね。
登山靴の「レディース商品」初心者向けおすすめ5選

タイトル | ![]() | ![]() | ![]() キャプション | ![]() キャプション | ![]() キャプション |
メーカー | モンベル | キャラバン | ザ・ノース・フェース | スカルパ | シリオ |
商品名 | マウンテンクルーザー600 | C1_02S | W VECTIV Fastpack Mid FUTURELIGHT | モヒートハイクGTX WMN | P.F.302-MARON |
カラー | ダークブラウン ピンク イエロー | レッド ブラウン ネイビー ブラックシルバー | アスファルトグレー×TNFブラック(AK) ティングレー×TNFブラック(TK) | ボタニックグリーン スモーク | マロン |
サイズ | 22.0~26.0cm | 22.5~30.0cm(※レッドは22.5~26.0cm) | 22.0~25.0cm | 約22.0~27.0cm | 22.5~29.0cm |
重さ | ○ | △ | ◎ | ○ | ○ |
主な材質 | ゴアテックス素材 | ゴアテックス素材 | フューチャーライト | ゴアテックス素材 | ナイロンメッシュ素材 ゴアテックス素材 |
形状 | ミドルカット | ミドルカット | ミドルカット | ミドルカット | ミドルカット |
初心者おススメ度 | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
その他 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
どんな登山靴(トレッキングシューズ)があるんでしょう?
5つほど商品をピックアップして紹介していくね! 人気有名ブランドの中から、レディース対応・初心者にもおすすめできるモデルを選びました。
「ワークマン」や「ザンバラン」など他にもおすすめメーカーはあるのですが、ひとまず5つだけ紹介しますね!
初心者にもおすすめ①:モンベル「マウンテンクルーザー600 Women's」
メーカー | mont-bell |
商品名 | マウンテンクルーザー600 Women's(品番:1129636) |
カラー | ダークブラウン ピンク イエロー |
サイズ | [レディース]22.0~26.0cm |
重さ | 片足437g (23.5cm商品の場合) |
商品の特徴 | ・全天候型 ・ミドルカット ・防水性あり ・グリップ力と摩耗強度を持つ「トレールグリッパー」 ・ソールは張り替え可能 |
おすすめポイント | 防水性・透湿性のあるゴアテックス素材が使用されており、靴内に湿気を溜め込みにくく蒸れにくい構造なのがポイント。全天候型は天候が読みにくいシーンにも重宝しますね! |
登山グッズなどのアウトドア商品では日本最大手「モンベル」。アウトドア専門店でロゴを目にすることも多いブランドです。
「マウンテンクルーザー600」は、全天候型・ミドルカット。登山に求められる基本性能を一通り備えているモデルです。
名称についている「400」「600」「800」の数字はソール(靴底)の硬さを表しています。
カラー展開は、落ち着いたブラウン/華やかなピンク/明るいイエローの3色から選べるので、ファッションとしても楽しめそう! 登山デビューを考えている女性におすすめの可愛いデザインの登山靴です。
登山初心者さんも、国内の大手ブランドには安心感を持って頂けるのではないでしょうか。
クチコミ・評価
SNSにはマウンテンクルーザーシリーズ愛用者の声も。
初心者にもおすすめ②:キャラバン「C1_02S」
メーカー | caravan |
商品名 | C1_02S(品番:0010106) |
カラー | レッド ブラウン ネイビー ブラックシルバー |
サイズ | [ユニセックス]22.5~30.0cm(※レッドは22.5~26.0cm) |
重さ | 片足590g(26.0㎝商品の場合) |
商品の特徴 | ・足首を柔らかく固定(履口に柔らかい素材・クッション材を使用) ・つま先を保護(TPU樹脂カップ採用) ・防水性あり(ゴアテックス使用) ・グリップ力を持つ「キャラバントレックソール」 ・着地時の衝撃を吸収する「インソールクッションシステム」 ・ソール交換可能 |
おすすめのポイント | 履きやすさをとことん研究されたキャラバン代表格の登山靴ということで、「足首部分の柔らかさ」「つま先の保護」「防水性」など嬉しい工夫が。 指先のあたりに余裕を持たせて作られており、細身のデザインのものが足に合わなかった…という方にも試して頂きたいですね。 |
「C1_02S」はキャラバンのラインナップの中でも、「初めて登山靴に足を入れる入門者」にも履きやすいとウリになっている代表商品です(参考:キャラバン公式オンラインサイト)。
サイズ展開は男女兼用。カラー展開も4色から選べるので、家族や恋人、友人と色違いのお揃いで買うのもGood!
口コミ・評価
▼★4で好評価された方のレビューです。体感的に「下りで前滑り」「泥はけは良くない」と感じたようです。インソール・靴紐の活用もご検討下さいね。
・登山初心者で入門系の靴を探してましたが、全体的に満足です。ジャパンラストで履き心地はパーフェクトでした。
・デザインも2箇所のブランドロゴ以外はブラックで統一されておりクールです。
・下りで前滑りするので、ハーフインソールの使用と靴紐の結び方にもう少し工夫が必要でした。
・ソールは硬くないです。ソールパターンも少し細かいせいか、泥はけは良くなかったです。
引用:楽天市場|みんなのレビュー
初心者にもおすすめ③:ノースフェイス「ベクティブファストパック/ミッド/フューチャーライト(レディース)」
メーカー | THE NORTH FACE |
商品名 | W VECTIV Fastpack Mid FUTURELIGHT(品番:NFW02223) |
カラー | アスファルトグレー×TNFブラック(AK) ティングレー×TNFブラック(TK) |
サイズ | [レディース]5~8インチ(22.0~25.0cm) |
重さ | 片足約288g(7インチ商品の場合) |
商品の特徴 | ・軽量 ・防水性あり(独自の防水透湿素材「フューチャーライト」を使用) ・耐摩耗性を持つ「軽量メッシュアッパー」 ・グリップ力を持つ「サーフェスコントロールラバー」 ・歩行の安全性をサポートする「3D TPUプレート」 ・暖かい季節向け |
おすすめのポイント | 「ベクティブファストパック」は「Light&Fast」が商品コンセプトとなっていて(参考:THE NORTH FACE公式オンラインストア)、7インチ商品が片足約288gと軽めに作られています。少しでも軽いものを探しているなら、1度手に取ってみて下さいね! |
サンフランシスコにて創立されたブランド「ザ・ノース・フェイス」。スタイリッシュなデザインも特徴の1つです。
デザインがやや細身のため、購入前に足幅・足囲のフィット感をしっかりチェックしておきましょう。
「暖かい季節」に向いた商品です。寒い時期になると厚手のトレッキング靴下を履きたくなるかもしれませんので、活用シーンや計画に合わせてサイズを考えておくと良さそうです。
初心者にもおすすめ④:スカルパ「モヒートハイク/GTX(レディース)」
メーカー | SCARPA |
商品名 | モヒートハイクGTX WMN(品番:SC22053001360) |
カラー | ボタニックグリーン スモーク |
サイズ | [レディース]36~42EUR(約22.0~27.0cm) |
重さ | 片足435g(38EUR商品の場合) |
商品の特徴 | ・防水性と耐水性あり(ライニングにゴアテックス使用、アッパーは1.8mmの「耐水スエード」) ・ねじれ剛性のあるシャンク(芯材)をソール内部に使用 ・グリップ力のある「ビブラム・サリックス」ソール |
おすすめのポイント | シャンクがあることで「長い歩行時間でも疲労しにくい」構造に。軽い登山~ハイキングだけでなく、歩くシーンの多い旅行や、キャンプ等のアウトドアにも活躍の1足です。 |
「スカルパ」は靴の専門としてイタリアで創立されたブランド。登山靴をはじめとして、様々なシーンに合わせた靴が製造されています。
「モヒートハイクGTX」は、ロゴ/カラーがリニューアルされた2022年モデルが最新です(※ 記事作成時の情報です)。オシャレなイメージもあるイタリアらしく、デザインも洗練されていますね!
注意点としては、デザインがやや細身です。できれば実際に試し履きしてからご検討下さいね。
初心者にもおすすめ⑤シリオ「P.F.302」(ユニセックス)

メーカー | SIRIO |
商品名 | P.F.302-MARON |
カラー | マロン |
サイズ | [ユニセックス]22.5~29.0cm |
重さ | 片足約494g(23.5cm商品の場合) |
商品の特徴 | ・ワイズは幅広めの「3E+」 ・通気性あり(撥水加工済みのナイロンメッシュを使用) ・防水性あり(ライニングにゴアテックス使用) ・グリップ力のある「シリオ・ビブラムKOIソール」 ・ソール交換は不可 |
おすすめのポイント | なんといっても幅広のワイズ。日本人の足型に合わせた【シリオ独自】のワイズ設定だそうです。 入門用モデルということで、基本性能と値段のコストパフォーマンスの良い商品です。 |
シリオは、日本人の足型・体格に合った商品の開発を手掛けるブランド。日本で企画・イタリアで設計が行われています。
日本人の足は欧米の人々に比べると足底が広い傾向にあるため、「欧米ブランドの登山靴は足に合わなかった……」という方もシリオの登山靴ならフィットするかもしれません。
「P.F.302」は2022年にリニューアルされたモデルが最新です(※ 記事作成時の情報です)
クチコミ・評価
▼口コミ評価では、フィット感が気に入った方の投稿が寄せられていました。
・いろいろなメーカー、種類の靴を履き比べてみましたが、シリオの302が自分の足に一番合っていました。おすすめ度は自分的には星5個です。
・つま先も曲げやすく、でも弱々しくない。
・ホールド性も良く、しっかりした作りです。とても歩きやすいです。
引用:楽天市場|みんなのレビュー
▼初めての登山靴を買ったら、登山靴の「紐の結び方」も併せてご覧ください! 登山初心者の方に知っておいて頂きたい、安全のためのテクニックです。
▼おすすめ関連記事|初めての登山に選ばれることもある名所「富士山」。準備したい物を一式リストアップしました。
登山靴と一緒に「トレッキング靴下」も買うべき!

トレッキング靴下のポイント
【1】登山靴と一緒に買えば「フィット感」のチェックができる
・トレッキング靴下は分厚いため、フィット感にも影響が出る。
・事前にフィット感をチェックしておかないと、トレッキング靴下の厚みのせいで登山靴が履けなくなる可能性もある。
【2】安心・快適のためにも、トレッキング靴下は欠かせない登山グッズ
・トレッキング靴下にはメリットがたくさんある。
・足を快適にしておくことで、万一のトラブル防止になる。
登山初心者のうちは、登山靴にリュックに雨具……とにかく揃えたい装備が多いですよね。「気付けば予算オーバー。どうしよう」なんてことも。
費用を抑えたいなぁ……。靴下くらいは、普段使っているものを使っちゃおうかな~?
と、考えていませんか?「トレッキング靴下(登山用の靴下)」を購入するべきかどうか、迷う方もいらっしゃると思います。
わかります。その気持ち。
だって、登山を続けられるかどうか自信ないし……。余分なアイテムは持ちたくないよ。
でも、安全に・快適に登山したいなら、トレッキング靴下も一緒に買った方がいいです!!
登山靴と一緒に買うべき理由は「フィット感のチェック」
登山靴と一緒にトレッキング靴下を用意した方が良い理由は、【登山靴のフィット感が違ってくるから】です。靴下とフィット感の関係は、上の方でサイズについて解説した時にもチラッとお伝えしましたね。
トレッキング靴下は普通の靴下に比べると、分厚いです。
そのため、普通の靴下を履いて試着した際のフィット感が良くても、トレッキング靴下を履いたら入らなくなった/キツかった、という事態も考えられるのです。
登山靴を買い替える羽目になると勿体ないですよね。なので、実際に自分が使うトレッキング靴下を履いた状態でフィット感を試しておくのが重要、というわけです。
後々「そろそろトレッキング靴下も欲しいな♪」と思っても、登山靴は大きくなりません。一緒に揃えておくのがおすすめだよ!
トレッキング靴下には「安全・快適」のメリットがある
トレッキング靴下を使うメリットは主に、
- 靴ずれの対策になる
- 足の疲労の軽減
- 蒸れにくく、乾きやすい
- 冷え対策になる(冬用)
など
登山中に足を痛めてしまうと、自分の力で下山するのは大変です。とっさの時の動きも鈍くなってしまいますよね。足は大切・快適にしたいものです。
道中の安全を考えるなら、登山靴だけではなく、トレッキング靴下もぜひ一緒に検討して下さいね。
▼費用を抑えたい場合は、レンタルを利用する方法も!
▼初心者にもおすすめな夏の低山には、虫もつきもの…。虫よけスプレーはお持ちですか?
まとめ
選ぶ時のポイント2つ
・自分の足に合っているか(靴下分・つま先の余裕を含めたサイズとワイズ)
・登山の計画に合っているか(用途に応じた登山靴のカット・機能)
レディースの初心者向けおすすめ登山靴
・モンベル「マウンテンクルーザー600(Women's)」
・キャラバン「C1_02S」
・ノースフェイス「ベクティブファストパック/ミッド/フューチャーライト(レディース)」
・スカルパ「モヒートハイク/GTX(レディース)」
・シリオ「P.F.302」
「かわいい靴が欲しいな……」「種類がいろいろあるけど、高価な方がいいのかな?」とついデザイン・価格の方に目がいってしまいがちですが、靴の選び方も重要です。
できるだけ事前に試し履きをし、自分に合った登山靴を探して下さいね。試し履きの際はトレッキング靴下の厚みを考慮しましょう!
記念となる最初の1足です。貴女が「これだ!」と思う相棒に出会えますように♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
- てくてくの人登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。